元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂は29日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。「おれの性格の問題」で、経営していたすし店を閉店させたと明らかにした。
この日、番組のパネルコーナーでは、昨今の物価高の影響もあり、コスト増や人材不足などで焼き肉店の倒産が相次ぎ、2年連続で過去最高を更新した現状を伝えた。「お肉博士」としても活躍するフォーリンデブはっし-がゲスト出演し、焼き肉店の現状や新たな業態などさまざまな観点から解説した。
その解説のさなか、MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一に「個人店、小さいお店がちょっと、厳しいですよというところですね」と問われた一茂は「値上がりはしょうがないかなという感じはするんですよね」とした上で、「僕の勝手な感覚ですが、日本の飲食をやっている方って、昔ながらの値段設定を変えたがらない人が多い。ラーメン店が特にそうじゃないですか。『1000円の壁』みたいなものがあって。でも、小麦にしたってスープにしたって、光熱費や運送代、材料費もだけど、全部上がっているんだけど値段は変えないという。高くすればいいじゃんと言うと、高くするとお客さんが来なくなるかも知れないということで、どんどん逼迫(ひっぱく)していく。どっちを取ったらいいかというと」と述べたところで、「僕も飲食店をつぶしているので、あんまり偉そうなことは言えないんですけども」と切り出した。
羽鳥に「ね、あんなにおいしいおすしだったのに、よくつぶれましたよね」とツッコミを入れられると、「うん。そうなんだよね。そこはちょっとお金の問題じゃなくて、おれの性格の問題だったの。つぶれたのは」と応じ、羽鳥も「そうね」と納得したようにうなずいた。羽鳥は続けて、「来てくれたお客さんにお礼を言うのが面倒くさいという」と、驚きの閉店理由を明かした。
一茂は「そう。そう」と否定せず、「だからおれは、飲食とかサービス業は向いていない。おれは、おれが(お礼を)言われたいんだもん」と、さらに驚きの言葉を口にすると、スタジオ内は大爆笑。羽鳥は笑いながら「向いてないわ」との“6文字”でバッサリ。一茂は「それで1年でつぶしちゃった」と明かした。
その上で「ぼくのはいいんですけど、やっぱり、お客さんからどう思われるかとか、世間体を気にされる方って、日本は多い。『あの店、値上げしちゃったから行きづらいね』というのがうわさで広がっちゃうと行かなくなっちゃうのは、ちょっと怖いというのがあるが、営業のために値上げはしょうがない」とした上で、「上げてください。それしかない。それか店をつぶすか、どっちかしかないという選択になっちゃっているんじゃないの? 今」と、飲食店経営に関する持論を口にした。



