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下坂美織と囲碁しちゃおっ

囲 碁 教 室 美織の囲碁教室

【第8回】「オイオトシ」決まると痛快

第8回1図
第8回1図
第8回2図
第8回2図
第8回3図
第8回3図
第8回4図
第8回4図
第8回5図
第8回5図

 前回の「ウッテガエシ」はいかがでしたか? 今回も決まると痛快な手筋「オイオトシ」をご紹介しましょう。

 <1図>。黒番です。△の白石を取ってください。5手の読みが必要です。

 <2図>。黒1は、取りたい石の線をふさぐという点で非常に素直な考え方なのですが、惜しいです。白2と打たれてこれ以上追及できません。

 <3図>。黒1では、自ら取られにいくこの手がうまいのです。ここがオイオトシへの第一歩。

 <4図>。白の抵抗は2と取るしかありません。それを待って黒3とアタリにします。

 <5図>。白は◎と助けたいのですが、もしそこに打ちますと、全体の白4つがアタリ。Aとすべて取られてしまいますね。

 このようにアタリの石を助けても、なお助けた石全体がまとめてアタリになっているという<4図>のような形を「オイオトシ」といいます。

 <1図>の状態からオイオトシが見えた方、素晴らしい!! 少々難しい読みでしたので、わからなかった方も焦らずに「こんな打ち方があるんだな」と思っていただくだけでも上達への一歩ですよ。

 ※次回更新(予定)は18日です。お楽しみに。

[2014年2月11日10時30分]









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