アイドルグループ仮面女子の小柳朋恵(18、スチームガールズ)と渡辺まあり(25、アリス十番)がそれぞれ、自身のブログでグループ卒業を発表した。

 小柳は23日に更新したブログで、「わたし小柳朋恵は仮面女子スチームガールズを卒業します」と発表。「ちなみに事務所通さないで書いてます。締めなのに誰かの言葉なんて真っ平だからね」と非公式であることを明かし、「私の生きる場所はここじゃないと思ったから。ここでは私は輝けないと思ったから。ちなみに解雇じゃないです」と、自分の言葉で卒業を決意した理由を明かした。

 「本当はてっぺんの景色、皆と見たかったんだけどさ、私はここではもう輝けないから辞めます。始めるときも自分で決めたんだ。終わりだって自分で決めるさ。これからみんなと夢を見続けようとしたけど、惜しまれながら辞めるのも悪くないね」と、現在の心境をつづった小柳。「今はとにかく疲れたなー。ちょっとだけ休んで、そっからまた何かやりたくなったらその時はよろしくね!」とファンに呼びかけた。

 また、渡辺も22日に更新したブログで「4月12日をもって、アイドルを卒業します。仮面女子アリス十番を卒業します」と発表。「芸能ではない、新しい道を歩んでみたい。と考えるようになりました。その道の一つに、趣味でもあるクッキーのお仕事したいという気持ちもあります。真剣に、技術を学んで確実に夢を実現しようと考えています」と卒業後の進路を明かし、「一度きりの人生なので、自分を信じて、一歩踏み出してみることにしました。なので、卒業後の人生も凄くポジティブに楽しみな気持ちでいっぱいです!だからみなさんには、安心して頂きたいです」と、前向きな卒業であることを強調した。 

 仮面女子は、アリス十番、スチームガールズ、アーマーガールズの3つの仮面ユニットで構成されるグループ。地下アイドルとして活動しながらも、今年1月リリースのシングル「元気種☆」は発売初週に13万2000枚を売り上げ、オリコン週間シングルランキングでインディーズ女性アーティスト史上初となる1位を達成し話題を呼んだ。