俳優青山草太(36)が12日、都内で映画「デスノート Light up the NEW world」(佐藤信介監督、10月29日公開)のPRイベントに出席した。

 06年公開のシリーズ前作に続き、刑事の松田桃太を演じている。「新作の制作を聞いたときは、驚きと責任感とうれしさが入り交ざったような感情でした。出演者みんなで『前回の作品を良い意味で裏切って、越えなきゃいけないね』と話しました」と明かした。

 昨年11月~今年2月にかけての撮影期間は、共演者でよくコミュニケーションをとっていたといい「撮影が終わったあと、東出(昌大)くんの部屋で、お酒も少し飲みながら反省会をしていました」。またその際、東出と池松壮亮(26)が将棋を楽しんでいたことを明かし「前作では(劇中で)Lと月がチェスをしていた。10年経つと、そんなところも変わるんですね」と振り返っていた。

 今作の舞台は、前作の10年後の世界。前作で起きたことはそのまま事実として受け継がれているが、主人公が「デスノートを使う人間」から「デスノートを追う人間」へと変わっているという。デスノート対策本部捜査官の三島(東出)、Lの後継者竜崎(池松)、キラ信者でサイバーテロリストの紫苑(菅田将暉)という天才3人の、頭脳戦を描いた作品だ。青山は「06年を継承しつつも、新たな世界観があって、楽しんでいただけると思います。是非劇場にお越し下さい」とアピールした。