フリーアナウンサー吉田照美(65)が22日、パーソナリティーを務める文化放送「吉田照美 飛べ!サルバドール」(月~金曜、午後3時30分)に出演し、来春、同番組が終了することに言及した。吉田は80年10月から同局の帯番組を担当しており、36年半にわたる帯番組担当に終止符を打つ。この日、日刊スポーツが報じていた。

 番組冒頭、吉田は「日刊スポーツにこんなにでかく出ちゃったんだね。駅売りだと俺の名前が端っこに出てて何か悪いことをした感じで抵抗があった」と冗談めかした。さらに「36年半帯冠ラジオ吉田照美卒業」という日刊スポーツの見出しを紹介し「仕事を辞めちゃうみたいな書かれ方」と語った。また「記録的には幸いには『てるてるワイド』の最中からフリーになって途切れてことのない記録が途絶えるだけ。今は就活をやってますけど」と紹介。最後は「もうちょい頑張りたかったけど、そういうわけで3月までということ。番組というのは、局アナは業務命令的に仕事がくる。今は出入り業者ですから。お仕事あって何よりですから。ひょっとしたら半年後に文化放送で夜やってるかも。何があるか分からない」と語った。