女優の藤原紀香(45)が、芸名「親和亭かつお」時代について語った。

 三宅裕司が率いる「熱海五郎一座」の舞台「消えた目撃者と悩ましい遺産」(新橋演舞場6月上演)で初めて喜劇に挑戦する紀香。10日放送のNHK「ごごナマ」に三宅とともに出演し、喜劇に対する思いなどについて語った。

 紀香は女優の美保純から「紀香さんが喜劇のイメージがない」と指摘されたが、三宅は紀香を指差し「アホよ~」と笑いの“素質”に太鼓判。紀香は高校時代に落語研究会に所属していたことが知られているが、三宅も同じく落研出身だけに「笑いの種類が似ているかも。好きな笑いが」と語った。

 それから落研時代に話はおよび、紀香は自身の当時の芸名について、通っていた高校名の「親和」と、アニメ「サザエさん」のキャラクター「磯野カツオ」から付けられたと説明。「わたしはワカメとかサザエが良かったんですけど、みんなの中でのわたしのキャラなのかな、『あんたはカツオや』って」と決められてしまったと明かした。

 また、「野生児でドジでオッチョコチョイ」だという“素”の自分を知る当時の友人たちからは「あんた、そんなんもっとテレビで出せばええのに」と勧められているそうで、三宅は「そういうところをたくさん出していただきたい」と、コメディエンヌとしての新しい紀香に期待を寄せた。