TBS系日曜劇場「小さな巨人」(日曜午後9時)の4日第8話の平均視聴率が13・6%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べでわかった。前週第7話は12・1%だった。  

 出世街道から外れた長谷川博己(40)演じるエリート捜査員を中心に、警察内部の権力闘争を熱く描いた骨太作品。謎解きを重視した警察ドラマとは一線を画した、今までにはない“リアルな警察の姿”そして“人”を写し出している。

 第8話は、香坂(長谷川博己)は、江口警部(ユースケ・サンタマリア)を殺害したのは早明学園の富永専務(梅沢富美男)だと確証を掴む。だが、小野田捜査一課長(香川照之)は、あっさりと富永を釈放してしまう。現場に残された証拠から、犯人は横沢(井上芳雄)だとして、捜査を再開する捜査一課。横沢が妻の亜美(中村アン)に接触する可能性が高いため、所轄の祐里(芳根京子)が亜美の見張り役を担うことになる、という内容だった。