28日にBSフジの宮内正喜社長(73)が新社長に就任するフジテレビの新体制が15日、明らかになった。大幅な組織改革を行い、現在の21局3室体制から、14局4室体制となる。

 目玉は「大編成局」。現在の編成局、制作局、映画事業局、広報局を、編成局の下に統合し、それぞれ編成センター、制作センター、映画事業センター、広報センターとなる。執行役員から取締役に昇格する石原隆編成局長(56)が、編成統括局長に就任する。

 新設される総合事業局は大多亮常務(58)が担当。小川晋一映画事業局長(58)が総合事業統括局長を務め、コンテンツ事業センターとイベント事業センターが置かれる。

 人事局長は上野陽一局次長が昇格、矢延隆生局長は情報制作局長となる。