吉本新喜劇初の女座長に就く酒井藍(30)が10日、JR大阪駅北部の「うめきたガーデン」で、自らの座長就任を記念した花火ショー「うめきたファイアーリュージョン」記者発表会に出席し、デモンストレーション花火を鑑賞。「こら、デートにいいぞ~っ!」と興奮した。

 「-ファイアーリュージョン」は14日からスタート。開幕を前にした発表会で、座長就任記念の花火は、花火にまつわるDVDまで発売している花火好き芸人、笑い飯・哲夫(42)が監修した。

 哲夫とともに、新喜劇のテーマなど、楽曲2曲分、85発の花火を鑑賞した酒井は「知ってる音楽で、花火が連動して、ミュージカルみたい。興奮しました! 30歳の夏!」と大喜びだった。

 花火の鑑賞は「中3の夏、王寺(地元・奈良県)の花火大会以来」だといい、15年ぶりの感動。その15年前の花火は、彼氏とデートに行き「土手ですっころんで、お尻が泥まみれに…。恋は3カ月で終わりました」。苦い思い出があったが、この日の花火で一掃されたという。

 今月7日、七夕の日には、本拠地なんばグランド花月(NGK)周辺へ座長就任の挨拶回りに行き、地元の商店主からも祝福。幸せの最中におり、残るはプライベートの充実だった。「日付変わるまで彦星さんを探す」と話していたが、残念ながら恋人候補は「めっちゃ練り歩いたんですけど、探せませんでした。そっちの方は来年に期待します」と話す。

 当面は26日から始まるNGKでの座長就任公演に全力投球する。「今日の花火もそうですけど、皆さんが祝ってくれているのが、ほんっとに! うれしくて。ほんま、ありがたいです」と感謝しきりだった。