フジテレビ系の連続ドラマ「警視庁いきもの係」(日曜午後9時)13日第6話の平均視聴率が5・3%(関東地区)で、自己最低を更新したことが14日、ビデオリサーチの調べでわかった。前週第5話は6・6%だった。

 渡部篤郎(49)と橋本環奈(18)が演じる警視庁の架空の部署、動植物管理係の鬼警部補と新米巡査の凸凹コンビが、動物の生態をもとに事件解決に奔走するコミカル・アニマル・ミステリー。20種類以上の動物たちが毎回、ゲスト主役として登場する。「超特急」による主題歌「My Buddy」に合わせ、キャスト陣がダンスするエンディングも話題。渋いイメージがある渡部のノリノリダンスにも注目だ。

 第6話は、「殺人現場に得体の知れない動物らしきものがいる」と、いきもの係に連絡が入る。須藤(渡部篤郎)と圭子(橋本環奈)が現場に向かうと、大きなケージの中に体長30cmほどのヨウムがいた。「最も賢い鳥」と言われ知能が高いヨウムは、飼い主が殺害された現場を目撃したため、おびえてエサを取らない。圭子は、ヨウムが遊ぶブロックが外れていたことに気づく、という内容だった。