フリーアナウンサーで女優としても活躍する八木亜希子(52)が、フジテレビ入社試験で号泣したエピソードを明かした。

 八木はテレビ朝日の大下容子アナウンサーとともに10日放送の「徹子の部屋」に出演。90年代にフジの看板アナとして活躍したが、入社前には日本テレビの入社試験に落ちていたという。

 フジテレビの試験を受けている最中に日テレ不合格を知り、「フジテレビよりも日テレの方が自分は向いてると勝手に思い込んでいた」という八木は、「なぜかフジテレビの試験官の人がいる目の前で号泣しちゃったんです。『日テレ落ちちゃいました。もう私は、(アナウンサーの道は)ないと思います』って。そしたらなぜかフジテレビに拾っていただいて」と笑いながら振り返った。

 一方の大下アナは、テレ朝入社試験で「エントリーシートのようなものに『英語ができる』風なことを書いてしまったら、英語でいきなり質問されたんですね。『あ、できないのがバレる!』と思って、適当なことをたどたどしく……」と、なんとか英語で質問に答えたが、面接官には「大したことないですね」と見破られてしまったという。「『失礼しました! はははは』って笑ってごまかしたんですけど、その笑ったのが、まあ素直で良かったと……」と、テレ朝入社後に聞かされた“合格理由”を語った。

 また、大下アナはフジテレビも受けていたそうだが、「1次面接にすら行けませんでした。その前に写真を直接持って行くシステムだったんですね。だから写真で……」と不採用理由を推察し、自虐した。