KAT-TUN上田竜也(34)が10日、テレビ東京系で放送される初の主演ドラマ「新宿セブン」(13日スタート、金曜深夜0時12分)の記者会見を、都内の同局で行った。

 新宿・歌舞伎町を舞台に、抜群の鑑定眼を持つ質屋の主人公が訳ありの客と関わり、トラブルに立ち向かうヒューマンミステリー。共演は中村倫也(30)大野いと(22)ほか。

 上田は「アクションシーンの撮影は大変だけど、出来上がりを見ると本格的。話数を重ねるごとに見えてくる裏の顔と、倫也くんとのアドリブでのやりとりが見どころです」と話した。中村も「上田さんのジャブ(パンチ)が速すぎて、カメラが捉えられていない。そんなの現場で初めてですよ」と、アクションの完成度の高さに太鼓判を押した。

 さらに中村は、上田の印象を聞かれると「いっぱい差し入れを入れてくれます。若いスタッフが『クレープ食べたい』とか言うと、上田さんは言葉には出さないけど、その日の夕方には届いてます」と逸話を披露した。続けて「金持ってるスターは違うな~」とニヤリ。上田は「年をとったのか、人が喜んでる顔を見るとうれしいんだよね」と苦笑いだった。

 上田はドラマ主題歌「未完成のアンサー」も担当した。「ドラマの世界観に上田竜也として関われるのが幸せでしたし、疾走感のある曲調がどう皆さんの心に響くのか楽しみです」と話した。