小泉今日子(51)主演のTBS系列火曜ドラマ「監獄のお姫さま」(火曜午後10時)の7日第4話の平均視聴率は7・8%だったことが8日、ビデオリサーチの調べでわかった。前回は6・5%だった。同局の今期ドラマ「陸王」「コウノドリ」が好調なのに比べて、本作はまだ一度も2ケタに達していない。

 「逃げるは恥だが役に立つ」「カルテット」など好調が続く「火曜午後10時」枠を、小泉、菅野美穂、満島ひかりら豪華女優陣と、脚本の宮藤官九郎が盛り上げる。罪を犯した5人の女性と刑務官が、ある復讐(ふくしゅう)計画を企てるコメディー作品だ。

 第4話は、カヨ(小泉今日子)に面会に来た夫・武彦(赤堀雅秋)。事件に対して怒りも恨みもなく、自業自得だったとカヨに詫びる。だが「息子に会いたい」と願うカヨに、武彦は一方的に離婚届を出す。洋裁工場では、しのぶ(夏帆)の妊娠に気づいたカヨが、刑務官のふたば(満島ひかり)に相談するため2人きりになろうとあれこれ試みるが、しのぶが倒れ、救急車で緊急搬送されてしまう、という内容だった。