イケメン双子俳優として活躍した斉藤祥太(31)と斉藤慶太(31)が、肉体労働に従事する現在について語った。

 斉藤兄弟は9日放送のフジテレビ系「バイキング」にVTR出演。10代の頃からドラマや映画、バラエティー番組で活躍していたが、8年ほど前から仕事が激減し、解体業を営む地元の友人から誘われ、アルバイトをするようになったという。慶太は「10代の頃はワーキャー言われた時期もあったんですけど、こうなって(人気が落ちて)きているのももちろん自分でわかってました」と振り返った。

 しかし「こういうときこそヘコむんじゃなくて、前向きに一生懸命、違うことにでも精を出さないと」と役者以外の仕事をするようになり、解体作業のほかにも塗装業やガス配管の新設・撤去なども始めたという。さらに慶太は右手を骨折したことをきっかけに体に興味を持ち、ストレッチインストラクターの資格を取得。現在は子どもたちにスポーツなどを教えている。

 副業を始めた当初は、周囲の目を気にして葛藤することもあったという。しかし副業によって新たに知り合った人たちから励ましや期待の声が力になっているといい「恩返しじゃないですけど、しっかりテレビに出て活躍することで少しでも恩を返せたり、頑張ってる姿を見せられたらいいなっていう思いがあって」と、芸能活動に対する意気込みを新たにした。