ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(45)が、人気漫画「るろうに剣心」などで知られる漫画家の和月伸宏(本名・西脇伸宏)氏(47)が児童ポルノ所持の疑いで摘発されたことについて「完全に見せしめ」と私見を述べた。

 26日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」は、和月氏が18歳未満の女性の裸が写った動画が収録されたDVDを複数枚所持していたとする児童買春・児童ポルノ禁止法違反(単純所持)の疑いで書類送検されたことを取り上げた。

 堀江氏は自身のツイッターで「単純所持まで罰してしまうと冤罪の温床になりそうな気がしてる」と懸念していたが、「そういうの(児童ポルノ)を例えば単純に送信とかしても持ってることになっちゃうじゃないですか。処罰はしないと思うけど、それを別件逮捕とか、そういうので使われちゃう懸念はあった」と真意を説明。「今回のは完全に見せしめだと思う」とコメントした。元東京高裁判事の細野敦弁護士も「和月さんにとっては今回ちょっとお気の毒な面があって、所持していた枚数からしたら、単純所持が許されないということを社会的に知らしめるための見せしめの面は否定できない」とした上で、「取り締まる側の捜査当局としてはやむを得ない措置」とした。