女優柴咲コウ(35)が主演し、26日に放送されたNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(日曜午後8時)の第47話の平均視聴率が、関東地区で11・3%だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。前週は12・0%だった。

 

 同作は男が絶えた井伊家を「男」を名乗って守り抜き、後に徳川四天王の1人に数えられ彦根藩の藩祖となった井伊直政、幕末の大老として知られる井伊直弼へと子孫をつないだ女領主・井伊直虎を主人公とした物語。

 

 26日の回は、嫡男と正室を失うこととなった家康(阿部サダヲ)は、この無念を晴らすためにも駿河を奪取することを宣言する。一方、直虎(柴咲コウ)は、万千代(菅田将暉)と手を組んで「戦のない世を作り出すこと」を新たな目標と定める。そんななか、高天神より降伏したいとの矢文が届く。徳川方が歓喜に包まれたのも束の間、織田より使者が訪れ「高天神は武力で攻め落とすように」との指図を伝える。徳川は武田勢を討ち果たし信長より駿河を拝領する、という内容だった。