TBS系日曜劇場「陸王」(日曜午後9時)の10日第8話の平均視聴率が17・5%(関東地区)で、自己最高を記録したことが11日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は14・7%、第2話は14・0%、第3話は15・0%、第4話は14・5%、第5話は16・8%、第6話は16・4%、第7話は14・7%だった。

 池井戸潤氏の同名小説が原作で、経営危機の老舗足袋業者「こはぜ屋」がランニングシューズの開発に取り組む感動の企業再生ストーリー。15年ぶりの連ドラ出演となった役所広司(61)が老舗社長を演じる。

 第8話は、こはぜ屋の売却提案に苦悩していた宮沢(役所広司)は、出入りするドライバーの江幡(天野義久)から、市民駅伝に参加しないかと打診される。陸王を履いて参加することで、宣伝にもなるというのだ。「そんな場合ではない」と言い放った宮沢だが、陸王に興味を持ってくれる人がいるかもしれないと思い直し、江幡、大地(山﨑賢人)、安田(内村遥)、そしてあけみ(阿川佐和子)とチームを結成し、出場を決意する、という内容だった。