歌手の吉川晃司(52)が、声帯にできたポリープの除去手術を受けるか迷っていることを明かした。

 吉川は7月に東京・日本武道館公演を行った際、声帯にポリープが見つかったことをファンに報告。「ツアーに入って、3日前に、まあ、ちょっとのどでもみておくかと思って(病院に)行ったら、完全にポリープになっちゃっていて。主治医の先生に頃合いを診てもらって、1回切っちゃおうということで」と手術を受ける意向を示していた。

 しかし25日放送のNHK「ごごナマ」に出演した吉川は、ポリープについて「今が一番、歌がうまく歌える。どこか壊れてる方がうまくなるみたい」と持論を展開。手術については「まだ切るかどうかはわからない。切らずに行きたいですね。切ると若い声になるらしいんですよ。30何年も歌って若い声になってたまるかって思いますよね」と語り、「(しゃがれ声で知られる伝説のソウルシンガー)ジョー・コッカーみたいになりたいのに、声透き通っちゃったらどうします? 『おいー』みたいに」と、「ゲゲゲの鬼太郎」の“目玉のおやじ”風の裏声を聞かせ、笑いを誘った。

 ただ、来年1月に控えているツアー追加公演を終えた後に「それからポリープをどうするかっていうところに入る」と手術を検討すると語った。