元モーニング娘。のメンバーで、現在はボーカルグループPEACE$TONEで活動する福田明日香(33)が、芸能界を一時引退した当時の生活について語った。

 17日放送の日本テレビ系「ZIP!」は、ももいろクローバーZの有安杏果が「普通の女の子の生活を送りたい」とグループ卒業と芸能界引退を発表したことを取り上げ、同じくトップアイドルとして活躍する真っ只中で引退した福田にインタビューした。

 福田は12歳の若さでモー娘。メンバーとしてデビュー。「エンターテインメントのことばかり考えていると、切符の買い方も知らないとか、普通の一般の人が当たり前のようにやっていることができない」と当時を振り返った。

 14歳で引退して“普通の女の子”に戻ったことで、行きたい所に行くことができたり、自由に恋愛できるなどのメリットがあったといい、「世の中から忘れられた頃には竹下通りを歩きながらクレープを食べられるようになった。良かった」と笑顔で語った

 しかしその一方で、引退はしたものの世間に顔を知られているため、街中でサインや写真を求められて困惑することもあったという。「“アイドルなう”だったらまだ耐えられるところがあるんですけど、一般人に戻ってるにも関わらず、周りはそう見てくれないところが、どう受け入れればいいのかわからなかった」と振り返った。