5人組演劇ユニット、TEAM NACSの大泉洋(44)らが出演する、テレビ朝日系バラエティー番組「北海道美食めぐりの旅in小樽」(2月4日午後1時55分放送)の制作発表が20日、都内で行われた。

 メンバーが市内の食事や遊ぶスポットを観光しながらトークで沸かせる。

 北海道テレビ放送の開局50周年記念番組で、放送開始から15年の看板バラエティー「ハナタレナックス」の特別編として全国放送をする。

 大泉は「道外の皆さんに見られるのが恥ずかしい。全国の皆さんに、自分たちがバカだと思われる」と、番組の面白さを“大泉節”でアピールした。

 戸次重幸(44)も「役者を続けるのに、『ハナタレナックス』は障害。イメージが崩れる。ひと言で言えば迷惑です」と続き、安田顕(44)も「そういう意味では、番組の見どころはない。すみませんが…」と息のあったPRをしてみせた。

 番組の進行役で出演し、この日の司会も担当した同局の石沢綾子アナウンサー(32)も会見を盛り上げた。

 森崎博之(46)が「次は90歳か80歳で(全国放送の)番組をやりたい」と言えば、「つえを突いてやりましょう」とツッコミを入れた。TEAM NACSのことを「日本で一番面白い5人組」と褒めちぎると、戸次から「うれしくない。役者だからね」とツッコミを入れられた。さらに「小樽の街を歩いてキャーキャー言われた感想を教えて」と質問をし、「そんなのあったか?」とメンバーに逆質問を受けると「私の耳には届かなかったけど」。

 同局の新社屋が今年9月に完成する。大泉が「ハナタレナックス」を外部販売したり、再放送をしたおかげだと新社屋建設への貢献ぶりを指摘。すると「TEAM NACSさんのおかげです」と同調。これには大泉が「TEAM NCSじゃない。おれのおかげなんです!」。

 まさに「6人目のTEAM NACS」と言える奮闘ぶりだった。