昨年8月、シリーズ6作目となる最新作「ミッション:インポッシブル/フォールアウト(原題)」のスタントシーンを撮影中、足首を負傷したトム・クルーズ(55)が、まだケガが完全に治っていないことを明かした。

 米情報サイトE!によると、今週、ヘンリー・カヴィルら共演者たちと共に、英トーク番組「グラハム・ノートン・ショー」に出演したクルーズは、「足首はまだ骨折したままだけど、元気でやっているよ。完治していないけど、撮影は再開しているし、公開日も決まっているので、続行しないとね」と語ったという。さらに、「毎日休まずリハビリを行い、1日8〜10時間かけていた。まだ大きなスタントが残っているからね」と説明した。

 また、事故当時、カヴィル演じるキャラクターを追いかけ、建物から建物に飛び移るシーンを撮影中だったが、壁に身体を激突させ、足首を骨折したクルーズは、「足が壁にぶつかったのは失敗だった」と、当時を振り返った。

 クルーズは25日、インスタグラムに初めて参加し、映画の公式タイトルを発表。「最高にスリリングなミッションを楽しみにしていて」というメッセージと共に、建物に飛び移っている瞬間の、命がけのスタントシーンの写真を公開した。まだ撮影シーンが残っているものの、公開日は予定通り、7月27日となっている。(ニューヨーク=鹿目直子)