フジテレビの海老原優香アナウンサー(23)が、同局の「GO! GO! チャギントン」(日曜午前6時15分)の、6代目チャギントンナビゲーターに就任する。29日、同局が発表した。

 「チャギントン」は、BSフジで2009年にスタートし、チャギントンナビゲーターは「○○パン」シリーズと並び、フジテレビ新人アナウンサーの登竜門とも言われる。初代は現在フリーの加藤綾子アナ、2代目は生田竜聖アナ(11年10月~12年12月)、3代目は宮沢智アナ(13年1月~16年1月)、4代目は宮司愛海アナ(16年2月~17年2月)、5代目は鈴木唯アナ(17年2月~18年1月)が務めた。

 衣装は、身長165センチの加藤アナが着ていたものを歴代の後輩が継承してきたが、海老原アナが169センチと身長が高いため今回、新調したという。同アナは「初代加藤アナから受け継がれたモノを着られず申し訳ないやら、新調してもらえてうれしいやら。衣装も、初めて着た時はちょっと恥ずかしかったのですが、衣装を着てメークをしたら、なんだかスイッチが入る感じで、とても気に入っています! 周りからは『コスプレだから嫌いそう』と言われましたが、実は普段なかなか着る機会のないコスプレができるのはうれしいです」と笑みを浮かべた。

 地上波での放送をスタートさせた2010年から7年以上ナビゲーターを務める、つるの剛士(42)は「チャギントン歴代アシスタントで、ナンバーワンです! とにかくダンスがうまい! 子供たちと触れ合うのもうまい! とても自然体に、す~っとチャギントンワールドに入ってきてくれました。ダンスの振り付けの先生からも『海老ちゃんいいよ~』と前評判は聞いていたのですが、実際に収録をしてみて驚きました! 海老ちゃんのキレのあるダンスに注目してください!」と、海老原アナのダンスに太鼓判を押した。

 海老原アナは「ダンスの経験は、幼稚園のお遊戯と高校の授業でやったくらいでしょうか。むしろダンスは苦手で、クラシックバレエをされていた3代目チャギントンナビゲーターの宮沢智アナのダンスを参考に、自宅で何度も繰り返し練習しました。収録直前は、不安で不安で、思わず社内のエレベーターで1人の時に練習していたら、西山喜久恵アナが乗ってきて、笑われました! 必死です」と先輩の宮沢アナの“完コピ”がダンス上達の秘訣だと明かした。

 現在、同局の「とくダネ!」(月~金曜午前8時)に出演しているが「情報番組と子供番組ではお伝えする内容は異なりますが、視聴者に情報を分かりやすくお伝えすることは同じだと思っています。『とくダネ!』では、わかりやすくプレゼンすること。『GO! GO! チャギントン』では、全力の笑顔で物語の楽しさを伝えようと思います」と意気込んだ。そして「アナウンサーとして、ニュースを読んだり、取材をしたりするだけでなく『歌のお姉さんのような仕事をできるんだ!』と思い率直にうれしかったです。皆さんに愛される『チャギントンナビゲーター・優香お姉さん』を目指して、笑顔で頑張ります!」と抱負を語った。