テレビ朝日は14日、4月からチャレンジバラエティー「帰れマンデー見っけ隊(仮)」(月曜午後7時)を放送することを発表した。「無人駅で飲食店を見つけるまで帰れない旅」「秘境路線バスに乗って飲食店を見つける旅」など、与えられた課題をクリアできなければ帰れない、シンプルかつ過酷な挑戦を続けるバラエティー「帰れまサンデー・見っけ隊」(日曜午後4時30分)がゴールデンタイムに昇格してパワーアップする。

 「帰れまサンデーー」は、昨年10月クールでは平均視聴率10・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、1月クールは平均視聴率10・9%、を記録。昨年10月22日には14・1%の高視聴率をマークした。

 旅ロケ、田舎ロケののどかなイメージとは裏腹に、与えられた課題を見つけるまで帰れないという、シンプルでありながら過酷なロケに、タカアンドトシ、サンドウィッチマンら人気芸人たちが挑む。「無人駅で飲食店を見つけるまで帰れない旅」では、ローカル鉄道に乗り、サイコロの出た目分だけ進んだ無人駅で、下車し絶品グルメ店を見つけていく。田舎道を何時間もひたすら歩き続ける過酷なロケだ。

 「村の飲食店を自転車で全部見つける旅」では、3人乗り自転車に乗り、起伏のはげしい山道を何キロも進むなど、体を張る。「秘境路線バスに乗って飲食店を見つける旅」では、なかなか行くことのできない秘境で路線バスに乗り、終点を目指しつつサイコロの出目次第で地元グルメ店を見つける旅をしていく。

 タカアンドトシは「平昌五輪で頑張っている葛西紀明選手には、ご一緒した時にジャンプスーツをいただきました。僕らも日本代表と同じ気持ちで、ゴールデンで金メダルを取れるように頑張ります」。仙台出身のサンドウィッチマンはゴールデンタイム初レギュラーにして、初MC。「ゴールデンになったら、東北にも足をのばせると思うので、頑張ります」と地元愛をにじませた。

 古瀬麻衣子プロデューサーは「日曜日夕方の時間帯で1回1回大事に放送してきた企画がゴールデンで全国のみなさんに楽しんで頂けることになり本当にうれしいです。特に『無人駅で飲食店を探す』企画は全国各地にお邪魔してローカル線に乗り、地元の方々に助けて頂いてようやくゴール出来る地域密着型の旅。タカアンドトシさんはロケの度に、その過酷さに顔をゆがめながらも地域の方々が一緒になって番組を作ってくださることにいつも感激しています。そんなリアルな旅の雰囲気を大事にしながら週の始まり、月曜日の夜に視聴者の方々が難しいことは考えずに、のんびり笑える番組を目指します」と話した。