女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の19日放送の第116話が21・2%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第114話の22・5%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 あらすじは、伊能(高橋一生)は会議で、てん(葵わかな)らに本物のマーチン・ショウをアメリカから呼んで日本公演を実現させたいと提案する。万丈目(藤井隆)、亀井(内場勝則)は賛成するが、てんと風太(濱田岳)は難色を示す。一方、アサリ(前野朋哉)や風太に指導されながら再び下働きを始めた隼也(成田凌)だが、亀井からマーチン・ショウをやるかもしれないと聞き、舞い上がる。隼也は、てんに関わらせてほしいと願い出るも却下される、という内容だった。