今月いっぱいでTBSを退社する安東弘樹アナウンサー(50)が30日、同局のラジオ番組「たまむすび」を卒業。4月からパーソナリティーとして復帰するフリーアナウンサー赤江珠緒(43)も駆け付けた。

 2016年4月から同番組の金曜パーソナリティーを務めてきた安東アナ。オープニングでは、最後となる出演に「実感がない」と語ったが、コンビを組んできた浅草キッドの玉袋筋太郎からサプライズでプレゼントを贈られると「ずるいぞこの人。うわー、まじか! エンディングでしょ普通、こういうの。玉さーん! ありがとうございます!」と感激。16年間担当した「アッコにおまかせ!」を卒業する際にも泣かなかったという安東アナだが、はなをすすりながら「いやぁ、たぶん初めてだね。僕、放送で泣かないんです、何があっても……」と語った。

 番組後半では、産休のため昨年3月をもって同番組を降板した赤江もサプライズ出演し、「お久しぶりです」とあいさつ。安東アナと同番組で会った当時を振り返り「貴公子キャラでした」だったと語ったが、「ご一緒してからガラガラとそのイメージが崩れ、単なる変態だったという……最初はすごい尊敬する先輩だったんですけど」と落として笑いを誘った。

 4月からフリーとなる安東アナはエンディングで「27年前にTBSに入社した年と本当に同じような気分なんです。何があるかわからないといった感じで、一体この業界ってどういうものなんだろうっていう不安ばっかりだったんですけど、もちろん期待もありながら。本当に新鮮な気持ちで地に足を着けてがんばりたいと思います」と意気込みを語り、「玉さん、2年間ありがとうございました! 本当にありがとうございました。感謝でいっぱいです。安玉コンビ、これにて幕。みなさんありがとうございました!」と締めくくった。