池松壮亮(27)が4日、都内のテレビ東京六本木本社で行われた、主演ドラマ「宮本から君へ」(6日スタート、金曜深夜0時52分)テレビ東京新入社員向け特別試写会にサプライズで登場し、同局の新入社員を驚かせた。そして新社会人へのアドバイスを求められると「はっきり言って僕から学ぶことはないと思いますね。学ばないほうがむしろいいと思います。でもどうぞよろしくお願いします」と言い、苦笑した。
池松は原作の漫画家・新井英樹氏を前に「今日は来たくなかったんですよね…原作者の新井先生にお会いするのは、やっぱり緊張するんですよ。今日初めて見てもらうわけですから。それと新入社員に漫画家と俳優のオレンジの髪形でスーツも着てないヤツが何を話したらいいのか、すごく難しくて。社会人ではあるんですけど……ちょっと職種が違いますし」と、登壇にあたりプレッシャーがあったと吐露した。
質疑応答で、新入社員から「俳優さんはほとんど知らないスタッフがたくさんいる中で映像作品を作られていくと思うんですけど、私は友達の前でさえ泣くことが苦手で。俳優さんは泣いたり笑ったり怒ったり感情の幅が激しいと思うんですけど抵抗を感じることはなかったのか?」などと聞かれると「すごく面白い質問だと思ったんですけど…今も抵抗あるんですよ。そこに抵抗がなければ伝わるものも伝わらないというか。すごく下品な表現になる気がしていて…そもそも何志望なんですか?」と逆に質問した。新入社員がバラエティー番組の制作を希望していると答えると「じゃあ、人前に立つことがあるっていうことですよね。非日常的だし、逆に僕、普段人前で泣いたり笑ったりしないので、僕の場合、表現の十字架というか…今後、みなさんの前でプレゼンをすることがあるなら、それを当たり前のこととするよりも、恥ずかしいこととかみっともないこととか、そういうことを踏まえたうえで人に伝えることのほうが大事なんじゃないかなと思っています」とアドバイスを送った。
池松は最後に、新入社員にエールを送った。
「僕がこうして俳優をまとっていないところで皆さんと対等にアドバイスできることなんてないんですけど、僕ができることは、こうしてドラマに関わって、作品で提供することしかできないので、今回『宮本から君へ』という作品がありますし、これからどんどん面白くなっていくんですよ。たぶん皆さんが1週間、頑張って金曜の夜に見ると、何かしら月曜から、もう1回頑張ってみようかなと思えるものをちゃんと作ったつもりなので、これが応援歌になるか分かりませんけど、僕もがんばります。みなさんも頑張ってください!」



