15日に放送されたフジテレビ系特番「〇〇発東京行き 2018春」が高視聴率をマークしたため、急きょ、番外編が放送されることが決まった。カンテレ「○○発東京行き 2018春~まだまだドラマがありました~」(29日深夜1時、関西ローカル)で放送される。

 特別な思いを胸に高速バスに乗り、東京を目指す人々に密着するドキュメントバラエティー。

 今回、ナレ-ションを担当する福岡出身の女優吉本実憂(21)は「上京ってすごい勇気がいることだなって思いました。スタジオで収録した時も思いましたが、今回もナレーション撮りでVTRを見て『みんなほんとに頑張ってほしいな』と思いましたね。いろんな人の想いがあるんだなって、改めて思いました」と振り返った。

 同番組は今年3月から1カ月、大阪駅の高速バスターミナルで上京する1097人にインタビュー。特別な想いを抱えた人々の上京に同行した。番外編でもさまざまな人間ドラマが放送される。

 奈良県の20歳の男性はニート生活から脱却したいと上京を決意。東京にあてはなく、家はなく、職もない。何をしても続かない自分を変えたいという男性が訪れたのは、現代の駆け込み寺ともいえるシェアハウス…。

 就職の最終面接を受けるために上京する女子大生、「コーヒーのお茶」という世界で初めての商品を開発し、東京で初めて出品するコーヒー農園の経営者などに密着する。

 ナレーション撮りを終えた吉本は「実は、15日放送の『○○発東京行き 2018』の時に少しだけ落ち込んでいたんです(笑い)。でも、番組を見て『もうちょっと目標をもってがんばらないと!』と思いました」と元気をもらったとし、「毎月、目標を決めているんですが、改めて4月の目標を前向きに考え直しました。その日から笑った毎日を過ごしています。声をかけた1097人、全部見たいです(笑い)」と話した。