フジテレビ系月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」(月曜午後9時)の5月14日第6回の平均視聴率が8・2%(関東地区)だったことが15日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は9・4%、第2回は7・7%、第3回は9・1%、第4回は9・2%、第5回は9・3%だった。

 長沢まさみ(30)演じるコンフィデンスウーマン(信用詐欺師)が、東出昌大(30)小日向文世(64)らが演じる詐欺師とチームを組み、欲望にまみれた悪人たちから大金をだまし取る姿を描く。同局看板ドラマ枠「月9(ゲツク)」に主演するのは、07年「プロポーズ大作戦」以来11年ぶり。今回はキャビンアテンダントや秘書、海外の大物女優など、さまざまな職業の女性に扮(ふん)する。

 第6話には内村光良がゲスト出演した。

 あらすじは、以前、自転車で1人旅をしていたボクちゃん(東出昌大)は、山あいにある村でラーメン店を営む夫婦と知り合う。その夫婦は村に特産品などを販売するモールができることを喜んでいた。ところが2年ぶりに、ボクちゃんが村を訪れると、いつの間にかモールから産業廃棄物処理場建設計画に変わっていた。このプロジェクトを手掛けていたのは、地方再生などを得意とするコンサルタントの斑井(内村光良)だった。斑井は、町おこしなどを持ちかけてタダ同然の金額で土地を買い付けると、プロジェクトを頓挫させて、知り合いの産廃処理会社に土地を転売していた。