大竹まことが「命のストーリー」を届ける。文化放送は、看板番組「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜午後1時放送)のスピンオフ特別番組「ザ・ゴールデンヒストリー ~大竹まことが語る、命の記録~」を18日午後8時30分から1時間のスペシャルで放送する。

 特番は、今年5月で番組が放送12年目に突入したことを記念した企画。番組は長年にわたって同時間帯のトップ聴取率を誇っており、大竹が市井の人々の心温まる体験談を朗読する名物コーナー「大竹発見伝~ザ・ゴールデンヒストリー」はリスナーから高い支持を得ている。今回のスペシャル番組ではあらためてリスナーに届けたい作品を厳選して届ける。

 紹介する「ゴールデンヒストリー」は、特攻隊出身者の体験談「それぞれの桜」や「沖縄の記憶」「広島・長崎 私は忘れない」などの「戦争」をテーマにしたものから、「ハンセン病」「東日本大震災」「津久井やまゆり園」など時代を象徴する出来事、社会問題、事件、自然災害などの幅広いジャンルを大竹が迫る。さらには江ノ電の少年の奇跡を題材にした「鉄道少年」も注目の作品だ。今回の特番では、これら体験談の当事者たちへあらためてインタビューを行い、今の思いを語ってもらった「生の声」も届ける。

 大竹が番組の中でもっとも力を入れているコーナー。昨年には同コーナーが書籍されており好評を得ている。

 これらの過去にオンエアされた全8作の大竹まことによる渾身の朗読音源を紹介するほか、それらを紹介するナレーターを、今年4月から新たに当番組の水曜日パートナーとなった壇蜜が務める。