米俳優ウィル・スミス(49)と女優ジェイダ・ピンケット=スミス(46)の長女で歌手やモデルとして活躍するウィロー・スミス(17)が、過去の自傷行為を告白した。

 母と祖母エイドリアンさんの3人でウェブトーク番組「レッド・テーブル・トーク」に出演したウィローは、シングル「Whip My Hair」をリリースして大成功を収めた9歳の時にリストカットをしたと明かした。

 2世タレントとして輝かしいキャリアを築き始めるも、特殊な環境と忙しさで正気を失ってしまったという。「歌のレッスンも辞め、自分が何をしていて何のためにやっているのか分からなくなった」と当時を振り返った。

 何とかツアーやプロモーション活動をやり終えた後はアルバムの制作を求められ、「落ち着いてからはダークな音楽ばかり聴いて、ダークホールに飛び込んだみたいだった。リストカット以外にもいろいろなクレイジーなことをした」と家族も知らなかった衝撃の真実を語り、母ピンケット=スミスはショックを隠せない様子で言葉を失っていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)