女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)25日放送第47話の平均視聴率が20・9%、26日放送第48話が19・5%(ともに関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高視聴率は初回放送の21・8%。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、秋風(豊川悦司)は置き手紙を残して姿を消した。がんが再発したのではないかとマネジャーの菱本(井川遥)があわてる中、鈴愛(永野芽郁)のもとに岐阜の晴(松雪泰子)から連絡があり、鈴愛の実家を訪れていることを知らされた。秋風は晴らの歓迎を受けたのち帰京した。鈴愛は秋風を助けようと周りに言いふらしまわすが、律(佐藤健)には、その口の軽さからの事で口論となった。その時、菱本は秋風の掛かり付けの病院の領収書がないことに気づく。検査を受けるよう説得し受信させると、初期のがんが前回とは違う場所から発見され、入院することとなった。鈴愛は秋風の体調を心配すると同時に、律にとがめられたことを気にして落胆していた。秋風は無事に退院し、また精力的に漫画を描き始めた。同時に鈴愛にも背景を任せるようになった。しかし秋風漫画塾が熱を帯びてくると、鈴愛は次第に落ちこぼれていった。そんな鈴愛の心の隙間に正人が入り込んでいった、という内容だった。