女優永尾まりや(24)が1日、都内で、世界初の長編VRドラマ「HANAtypeB」のプレミアム発表会にメイド服姿で登壇した。

 今作は、日韓合作の制作で、韓国人監督のもと、オール韓国ロケで日本人キャストで撮影された。永尾は、家事ができる人型ロボット・ヒューマノイドのハナビ役を演じて「物語の途中で自我が芽生えて人間っぽくなっていくので、演じ方を細かく変えていきました」。また、恋の相手役健二の男性キャスト目線の映像を多く撮るために、俳優上原一翔の目線にカメラを置いて撮影することが多く、永尾はそのカメラに向かって、上目遣いで演じた。「カメラがいつもより近かったので恥ずかしかったです」と照れた。

 ドラマは約110分。VR映像で、これほどの長編は世界初だという。しかも、劇中では、視聴者が物語の先を選択する場面が幾つもあるという。健二が、昔の恋人(松本愛)と、同居するロボット(永尾)のどちらかを選択する瞬間もあり、それによって物語の結末も変わるという。

 VR映像のため、カメラをのぞくと360度の映像世界が広がり、永尾のボディーラインがくっきりのセクシーなスーツや下着姿も、上からでも下からでも、よりリアルに映し出されていた。あらゆる意味で、革新的な作品になった。

 また、共演者でリポーターの阿部祐二は、会見に遅刻して登場。「早朝から、愛と欲にまみれた紀州のドン・ファンの事件のリポートをしてきました。このドラマは正反対で純愛ストーリーです」と説明した。

 さらに、先月に週刊誌でゲスの極み乙女。の川谷絵音(29)とのお泊まり愛を報じられた松本も、恋のライバル役で登壇したが、熱愛には言及しなかった。