フジテレビ系「シグナル 長期未解決事件捜査班」(火曜午後9時)の12日最終回の第10回平均視聴率が9・2%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べでわかった。

 第1回は9・7%、2回は8・4%、3回は8・3%、4回は7・9%、5回は6・7%、6回は5・7%、7回は6・9%、8回は6・9%、9回は7・3%だった。

 俳優坂口健太郎(26)が連続ドラマ初主演。ドラマは、16年に韓国で放送された同名ドラマのリメーク。現代を生きる刑事(坂口)が、過去を生きる刑事と、謎の無線機で交信し、未解決事件を解決する物語。韓国男性7人組ヒップホップグループ「BTS(防弾少年団)」が日本のドラマ主題歌を初めて手掛けることでも話題になっている。

 最終回は15分拡大。あらすじは、何としても兄の亮太(神尾楓珠)を助けたい健人(坂口健太郎)は美咲(吉瀬美智子)の前で無線機を取り出す。美咲は見覚えのある大山(北村一輝)の無線機をなぜ健人が持っているのか理解できない。そこで健人は、これまでに起きた不思議な出来事を全て打ち明け、美咲の隣で2000年の大山に無線で助けを求める。そんな中、過去が変えられると知った以上、何とかして大山の死を防ぎたいと考えた美咲は、無線機を使って18年ぶりに大山と言葉を交わす。そして、これまで胸の内に秘めていた思いと、健人が大山に言えなかったあることを伝える。