EXILEのTAKAHIRO(33)が13日、都内で、ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2018「Branded Shorts 2018」のトークショー「ショートフィルムの魅力」に出席した。

 TAKAHIROは映画「ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-」(22日公開)内の1作「カナリア」で主演を務めている。CINEMA FIGHTERS projectは別所とEXILEのHIRO(49)のタッグにより、歌詞の世界観をショートフィルムで映像化するプロジェクトだ。「せりふが2言くらいしかなくて、大丈夫なのかと思いながら、挑ませていただきました。言葉で表現できない葛藤だったり、心の中をどう表現していくのか。役者としてスタートに立たされた気分でした」と振り返った。

 この日、黒木瞳(57)別所哲也(52)LiLiCo(47)も登壇した。別所から「監督デビューとか、どうですか」と勧められたTAKAHIROは「役者としてまだまだ学ぶべきことがたくさんあるので」と恐縮しつつも「いつかはやってみたいとは思いますけど」と前向きさをうかがわせた。

 監督としても活躍する黒木が「女優の時とは、全く違う川岸から見ていて、心で思っていても、それが画面に出ないということをアドバイスしています」と監督心得を話した。しかし、TAKAHIROは、「黒木さんが美人すぎて内容が入ってこない。横顔に見とれてしまいました」とほほ笑んだ。

 別所は「俳句や短歌のように、日本人には『削りの美学』があります。ショートフィルムは日本人にあう映画で、非常に燃費の良い映画だと思う」とアピールした。