話題の映画「カメラを止めるな!」(上田慎一郎監督)の原作をめぐる騒動で、落語家の立川志らく(55)が「公で対談をしてみたら?」と提案した。

 脚本・演出家の和田亮一氏は21日、「元ネタは、僕が2011年~2014年までやっていた劇団PEACEの舞台『GHOST IN THE BOX!』です」と、自身が主宰していた劇団の舞台が原作だとして著作権は自身や劇団側にあると主張。上田監督に原作として劇団や作品名のクレジットを求めるも拒否されたと明かし、騒動となっている。

 しかし和田氏は先月8日の時点では、ツイッターでは「カメラを止めるな!めちゃ面白かった。作り手のみんな、映画が好きなんだなぁと思えた。あの頃命かけて大好きな仲間と作ってた作品がこんな感じで命を与えられてて、本当にうれしかった。最高でした」と絶賛し、上田監督からも「ワダさん、ありがとう!!楽しんでもらえて良かった。嬉しい」と返信があるなど、良好な関係をうかがわせていた。

 同作を絶賛する志らくは21日、ツイッターで騒動に言及。和田氏が同作について自身の舞台とは「全然別物になっていた」とつづっていたというSNSの投稿(すでに削除)に触れ、「それが事実なら、何故今になって盗作と騒ぐのか?よくわからない」「何か心境の変化があって盗作と言い始めたのか。何があったのか」と疑問を投げかけるとともに、「上田監督と和田亮一さんと公で対談をしてみたら?」と提案した。