嵐が、大みそかのNHK紅白歌合戦で、2年ぶり3回目となる白組のトリを務めることが26日、分かった。紅組のトリには、3年連続で演歌歌手石川さゆり(60)が内定した。

嵐はこれまで、14年に白組のトリを1度務め、16年には初めて大トリを務めた。近年は最新楽曲を中心にメドレーを披露しており、今年は「嵐×紅白スペシャルメドレー」を歌唱予定。平成最後の紅白らしく、代表曲などを含めたメドレーになるとみられる。

嵐は今年11月からデビュー20周年イヤーに入っており、開催中の20周年記念5大ドームツアーは、合計50公演、237・5万人動員予定と、日本歴代最大規模だ。ファンクラブの会員数は約230万人。10年から14年に5年連続でメンバー5人で白組の司会を務めており、16年には相葉雅紀(36)、昨年は二宮和也(35)がソロで白組の司会に。今年は櫻井翔(36)が白組の司会に起用された。NHKサイドからも「人気、実績ともに十分」と評価された。

石川は、15歳だった1973年(昭48)にアイドル歌手としてデビューして45年の大ベテラン。貪欲な好奇心を糧に走り続け、紅白出場は、紅組最多となる41回目を数える。紅組のトリも8回務めており、89年には大トリの経験もある。

今年は「天城越え」を歌唱し、世界的ギタリスト布袋寅泰(56)とコラボレーションする。三味線などの邦楽器30人と布袋のギターが和洋折衷のセッションとなる。

今年の紅白では、紅組でも白組でもない特別枠として出演するサザンオールスターズが、最終歌唱者として登場することが内定している。