演歌歌手市川由紀乃(43)が7日、都内で、新曲「雪恋華」の発表会を行った。

「女性の心の奥底に眠る激しい思いをドラマチックに描いた」(市川)という悲恋の歌。1月30日に発売し、オリコンの演歌・歌謡曲ランキングで8作連続となる初登場1位を獲得。ミュージックビデオの再生回数も13万を超えるスタートダッシュを見せている。「ありがたいことです。タイトル通りに、今年は華やかな1年にしたい。『昇華』という言葉が好きなので、1つ1つ上がっていきたい」と決意を語った。

今年の目標とする文字を書いてもらうと「華」の1文字だった。

16、17年の連続で出場した紅白歌合戦に昨年は届かなかった。正月は母(74)と秋田県の乳頭温泉に入りながら充電をしたという。「今年は平成時代が終わる年。新しい元号になるにあたって私も初心に帰って、新しい気持ちであのステージにたどりつけるように頑張りたい。頑張ったごほうびとして立てたらうれしい」と話した。

7月には大阪・新歌舞伎座で初の座長公演が待っている。「尊敬する島倉千代子さんの七回忌追善の舞台です。精いっぱい務めたい」と気合を入れた。

現在、フラフープにはまっているという。「回しながら歌っているんです。仕事先にも持って行ってやっています」と明かした。

8月からデビュー27年目を迎える市川が、歌手として女優として2019年の順調なスタートを切っている。