7日に放送された杉咲花(21)主演のテレビ朝日系ドラマ「ハケン占い師アタル」(木曜午後9時)の第4回の平均視聴率が10・3%(関東地区)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は12・1%でスタート。これまで全話2ケタをキープしている。

イベント会社を舞台に、他人の悩みや原風景などあらゆるものが見える派遣社員のアタルが、その特殊能力で正社員たちの悩みを解決していくコメディードラマ。

共演は小沢征悦、志田未来、間宮祥太郎、志尊淳、野波麻帆、板谷由夏、若村麻由美、及川光博。「家政婦のミタ」脚本家の遊川和彦氏が、脚本のほか、初めて連続ドラマの演出を担当する。

イベント会社「シンシアイベンツ」制作Dチームの主査、上野誠治(小沢)は10年前に“伝説のイベント”を手掛けて出世するが、俺様的性格のため、あっという間に降格していた。40代半ばの今、出世の見込みはほぼない。妻とも5年前に離婚し、一緒に暮らす中学生の娘ともうまくコミュニケーションが取れないでいた。

そんな時、上野を指名した仕事が舞い込む。依頼主は上野と一緒に“伝説のイベント”を手掛けた人物で、新しい携帯サービス会社を立ち上げるにあたり、お披露目イベントの演出を上野に任せたいという。気合が入った上野は周りが見えなくなり、アタルらDチームのメンバーをこき使い、悪態をつく。そしてチームは、上野に対する不満が爆発してしまうという展開だった。