女優広瀬すず(20)が、ヒロインを務める次期NHK連続テレビ小説「なつぞら」(4月1日スタート、月~土曜午前8時)の2日に放送された第2回の平均視聴率が20・9%(関東地区)だったことが3日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回の視聴率は22・8%だった。

同ドラマは、戦争で両親を亡くし、父の戦友の養女として引き取られたヒロイン奥原なつ(広瀬すず)が、北海道を舞台に、亡き父の戦友の柴田剛男(藤木直人)と妻富士子(松嶋菜々子)、柴田夫妻の父泰樹(草刈正雄)に育てられ、豊かな想像力と開拓者精神を生かし、アニメーターを目指す姿を描く。脚本家の大森寿美男氏のオリジナル作品。元AKB48で女優の渡辺麻友、井浦新、染谷将太、伊原六花、小手伸也らが朝ドラ初出演。ほかに貫地谷しほり、中川大志、麒麟の川島明、木下ほうか、角野卓造が出演する。

あらすじは、戦争で両親を失い孤児となったなつ(粟野咲莉)は、剛男の妻の富士子から、おいしいご飯をたべさせてもらうなど優しく接してもらった。しかし、娘の夕見子は同い年のなつの存在が気に入らなかった。富士子から夕見子の服を借りて学校へ行くことを進められたが、なつは「働かせてください」と牧場で働くことを願い出た。そんななつに北海道の開拓者の泰樹は、「いいんでないか。働いてもらうべ。ええ覚悟じゃ」と言って、働くことを了承。翌朝さっそくなつは牛の飼育を見学した。