V6井ノ原快彦(42)主演のテレビ朝日系ドラマ「特捜9 season2」の24日3回の平均視聴率が11・6%だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は15・2%、第2話は12・3%だった。

06年4月期放送開始の「警視庁捜査一課9係」に続く新シリーズとして、18年4月期にスタートした「特捜9」の第2弾。個性派ぞろいの捜査一課特別捜査班「特捜班」の活躍を描く。井ノ原のほか羽田美智子、津田寛治、吹越満、田口浩正、山田裕貴、中越典子、原沙知絵、寺尾聰がレギュラー出演する。

第3話のゲストはみのすけ、月岡鈴、菅原ブリタニー。人気女流棋士、永井知里(月岡)に脅迫状が届く。しかし「見たことは誰にもしゃべるな。しゃべったらお前も宮本マリアのようになるぞ」という文面に心当たりはないという。相談を受けた小宮山志保(羽田)が脅迫状の内容を特捜版メンバーと検証していると、殺人事件発生の知らせが入る。

被害者は宮本マリアというキャバクラ嬢。脅迫状のことを思い出した志保は知里に電話をするが、つながらない。一方、青柳靖(吹越)と矢沢英明(田口)はマリアの勤務先で、貢がされたあげくに捨てられ、マリアを恨んでいた建設会社社員の宅間昇が店で暴れたという証言を得る。

連絡が取れないまま、翌朝、河原で首に手ぬぐいを巻かれた状態の知里の遺体が見つかる。検死の結果、同一犯の犯行の可能性が高いことが分かった。

刑事部長の三原達朗に呼び出された浅輪直樹(井ノ原)は、脅迫状の相談を受けていたにもかかわらず知里が殺害されてしまった失態の責任を問われる。