24日に放送されるフジテレビ系「ラジエーションハウス特別編~旅立ち~」(午後9時)に、イッセー尾形(67)と中島歩(30)がゲスト出演することが決定した。

窪田正孝(30)が主演した、4月クールの連続ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」は、17日放送の最終回で番組最高視聴率の13・8%(ビデオリサーチ調べ、東京地区)を記録。全11話の平均視聴率12・1%だった。

連ドラの第1話以来の出演となる尾形が演じるのは、世界的な写真家として知られる菊島亨。第1話では頭痛を訴えて甘春総合病院に搬送されてきた菊島を、五十嵐唯織(窪田)が寄生虫に侵されていたことを突き止め命を救った。すっかり元気になった菊島は、流星群を撮影すべくアラスカに向かう飛行機で唯織と再会する。

中島は、窪田とはNHKテレビ小説「花子とアン」以来、5年ぶりの共演。中島歩が演じるのは、アメリカに旅立った唯織と同じ飛行機に乗り合わせた東和医大の内科医・黒川守。黒川は、機内で突然苦しみ出した外国人男性の処置にあたったものの、男性が発作を起こして既往歴すら答えられなかったため、原因を特定できずに苦戦。そこで的確なアドバイスをしてくる唯織に驚かされる。

「ラジエーションハウス特別編~旅立ち~」では、「あなたが手出しできないくらい、優秀な放射線科医になってみせます。だから、必ず戻ってきてください」という甘春杏(本田翼)との“新しい約束”を胸に、五十嵐唯織(窪田)はラジエーションハウスの仲間たちに別れを告げてアメリカへと旅立った。その機内で1枚の写真を見ていた唯織は、不意に背後から「いい写真だね」と声をかけられる。その声の主は、世界的な写真家の菊島亨(尾形)だった。以前、唯織は頭痛を訴えて甘春総合病院に搬送されてきた菊島が、寄生虫に侵されていたことを突き止めていた。菊島はサンフランシスコ経由でアラスカに向かい、流星群を撮影する予定だという。

同じ頃、甘春総合病院には高校球児の平山良平(前田旺志郎)がやってくる。右ひじの痛みを訴える良平のエックス線検査を始める放射線技師長の小野寺俊夫(遠藤憲一)。一方、良平が将来を有望視されている投手だと知った放射線技師の軒下吾郎は(浜野謙太)は、後輩の広瀬裕乃(広瀬アリス)にサインをもらってくるよう命じる。

菊島は、唯織が意中の人に告白できないまま、また離れ離れになると知ってあわれみの目を向ける。そんな直後、機内で外国人男性が突然苦しみだした。アナウンスで医療関係者を探すCAの鶴田夏葉(須藤理彩)や内田彩(東加奈子)たち。すると、乗り合わせていた東和医大の内科医・黒川守(中島歩)が男性の元へと駆け寄った。しかし男性は、発作を起こしていて黒川の質問にも答えられず。その様子をつぶさに観察していた唯織は、男性の腹部に発赤があることに気づく。