女優広瀬すず(21)が、ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜午前8時)の19日に放送された第148回の平均視聴率が22・7%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第139回の23・8%。

同ドラマは、戦争で両親を亡くし、父の戦友の養女として引き取られたヒロイン奥原なつ(広瀬すず)が、北海道を舞台に、亡き父の戦友の柴田剛男(藤木直人)と妻富士子(松嶋菜々子)、柴田夫妻の父泰樹(草刈正雄)に育てられ、豊かな想像力と開拓者精神を生かし、アニメーターを目指す姿を描く。脚本家の大森寿美男氏のオリジナル作品。元AKB48で女優の渡辺麻友、井浦新、染谷将太、伊原六花、小手伸也らが朝ドラ初出演。ほかに貫地谷しほり、中川大志、麒麟の川島明、木下ほうか、角野卓造が出演する。また、語り(ナレーション)をなつの父親という設定で内村光良が担当する。

あらすじは、マコプロに千遥(清原果耶)と千夏(粟野咲莉)が再び訪ねて来た。千遥はなつに「強く生きてきたことが分かった。ソラを見ても分かる」と話した。そして「お姉ちゃん、私、あの店をやめようと思う」と言う。「18の時に料亭に嫁いだ。でも(夫は)別の女の人と一緒にいる」と打ち明ける。なつは「千遥が別れたいなら別れていいと思う」と言う。千遥は自分の身の上を明かして「本当のことを話して別れようと思う」と決心する。千遥はなつに「家族になってね」と頼む。なつは「当たり前じゃない。千遥は自由になっていい。堂々と生きていい。一緒に生きよう」と励ます。