14日に放送された、俳優ディーン・フジオカ(39)主演のフジテレビ系連続ドラマ「シャーロック」(月曜午後9時)第2話の平均視聴率が9・3%(関東地区)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。前回の12・8%より3・5ポイント、ダウンした。

アーサー・コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズが原作。ディーンは犯罪捜査専門のコンサルタント誉獅子雄(ほまれ・ししお)役。バディを組む精神科医・若宮潤一を岩田剛典(30)、警視長捜査一課の警部・江藤礼二を佐々木蔵之介(51)が演じる。

第2話で、上の階からの水漏れにより宿無しとなった誉獅子雄(フジオカ)は、医師の転落死を巡る事件で知り合った若宮潤一(岩田)のマンションに転がり込んだ。そんな中、捜査一課の江藤礼二(佐々木)から獅子雄のもとへ、新たな捜査依頼が舞い込んでくる。

ある女性が急行電車にはねられ死亡した一件。所有していた身分証から、亡くなったのは29歳の高橋博美だと判明する。博美はかつて、とあるトラブルを抱えており、敏腕弁護士の青木藍子(菅野美穂)に弁護の依頼をしていた。

藍子は、依頼を受けた人にはたとえ弁護が終わっても一生寄り添うことをポリシーとする弁護士であり、生きづらさを抱える人々に対しグループワークを開くなど、社会的弱者の側に立った活動を一貫して続けている人格者。そんな藍子と博美の関係を知った獅子雄は、調査目的で藍子のもとを訪ねる。そこで獅子雄は、弁護士としても女性としても完璧な藍子に興味を抱いた。