28日に放送された沢口靖子(53)主演のテレビ朝日系ドラマ「科捜研の女」(木曜午後8時)の第22話の平均視聴率(関東地区)が11・6%だったことが29日、ビデオリサーチの調べで分かった。

99年10月期にスタートした人気ドラマの最新シリーズ。開局60周年と番組の放送開始20周年を記念し、20年3月まで1年間通年放送される。

第22話のゲストは大和田伸也、今野浩喜、吉本菜穗子、麻乃佳世。工場に勤務する古田憲一(今野浩喜)の遺体が空き地で発見される。転落死とみられたが、現場や遺体の状況から何者かに運び込まれた疑いがあった。古田の持っていた児童書は“殺人トリックの魔術師”と呼ばれる人気推理小説家、高柳龍之介(大和田)のデビュー作で、事件当日の日付で作者のサインが入っていた。

榊マリコ(沢口)と土門薫(内藤剛志)は高柳から被害者の様子を聞くが、推理小説家らしく意図を先読みされてしまう。捜査状況を把握しているかのような高柳から「子どもを探すといい」とアドバイスを受ける。