昨年大みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」の裏番組の、民放の平均視聴率が2日、ビデオリサーチの調べで分かった。

日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日スペシャル 絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!第1部」(午後6時30分~午後9時)が関東地区で16・2%を記録、同第2部(午後9時~深夜0時30分)が14・6%と健闘した。民放裏番組のトップを獲得した。

番組では新しい地図の草なぎ剛(45)香取慎吾(42)稲垣吾郎(46)らが出演し話題となっていた。

番組冒頭で、草なぎが19年話題になったネットドラマ「全裸監督」の村西とおる監督をイメージした、裸に白ブリーフ一丁の姿で「お待たせしました。お待たせしすぎたのかもしれません」とノリノリで登場。松本人志らの爆笑を誘うと「久しぶりの地上波です」と話した。また松本に「あなたは中居(正広)派?草なぎ派?」と質問するなど、ギリギリのSMAPネタも披露した。

香取は番組後半に生徒指導の教師役で登場。上半身は白いスエット、下半身は白いシャツで隠しつつも白いパンツが丸見えと、体を張ったスタイル。草なぎと同様に「パンツ共演」した。

番組終盤には稲垣がどぶろっくとコラボで登場。「大きなイチモツをください」と、下ネタの歌詞を連呼した。最後には衣装の股間を大きく膨らませ、松本人志を「止めろ!」と苦笑いさせた。

「第70回NHK紅白歌合戦」は、関東地区が1部(午後7時15分)が34・7%(関西地区31・9%)、2部(午後9時)が37・3%(関西地区36・2%)だった。