土屋太鳳(24)朝夏まなと(35)が10月のミュージカル「ローマの休日」(東京・帝国劇場)にダブルキャストで主演することが23日、分かった。2人は帝劇初登場で、土屋はミュージカル初挑戦となる。

ローマを舞台に、ある国のアン王女と新聞記者ジョー・ブラッドレーの24時間のラブロマンスを描いた映画「ローマの休日」(53年)は王女にオードリー・ヘプバーン、記者にグレゴリー・ペックで公開され、世界的に大ヒット。98年に大地真央・山口祐一郎で、世界で初めてミュージカル化され、00年に再演された。

今回は20年ぶりの再々演で、土屋と朝夏は気品や愛らしさ、明るさのあるキャラクターを買われて起用された。記者役は加藤和樹(35)平方元基(34)のダブルキャストとなる。19年「プルートゥ」で初舞台を踏み、2度目の舞台の土屋は「帝国劇場に立つ。ミュージカルに挑む。『ローマの休日』という世界に出会う。信じられません。夢も奇跡も超えて、こわいほどです。でも、だからこそすべてを賭け、アン王女を生きます」、朝夏は「大好きな作品で、映画も何度も見ています。帝国劇場の舞台に立つことが夢だったので、このような機会をいただけて本当に幸せです」と話している。