漫画家小林よしのり氏(66)が、新型コロナウイルス感染拡大にともなう国内の自粛ムードに、「経済をマヒさせるほどコロナが怖いかね?」と疑問を呈した。

小林氏は「いい加減にしろコロナパニック」のタイトルでブログを更新。取材で訪れた福岡で目の当たりにした光景について、「飛行機は減便、ホテルのロビーはガラガラで客より従業員の方が多く、レストランは1店だけ空いていて、バーやスパやラウンジは閉鎖、市内は閑散としていて、店は休業だらけ、居酒屋は倒産寸前、取材先の博物館美術館は休業、経済活動がほとんど停止している状態であきれた」とつづった。

こうした状況に「ここまで自粛して、経済をマヒさせるほどコロナが怖いかね?」と小林氏。「情報のグローバリズムがなけりゃ、自然死で誰も気にもとめなかったはず。グローバリズムがウイルスを呼び込んで、地球規模の情報感染がパニックを引き起こし、経済をまひさせている。愚かなやつらばかりだ」と私見を述べ、「来年はインフルエンザの感染者を追跡して、関連死が何名出るかを可視化させて欲しい。自力で治す人がいる限り、わしは怖くない。風邪に備えて用心し、栄養と睡眠で免疫力を高めるのは、いつもの冬と同じだ」とした。