乃木坂46が7日、YouTubeの公式チャンネルで、乃木坂46の17年の東京ドーム公演映像特別配信「真夏の全国ツアー2017 FINAL! IN TOKYO DOME」の最終日となる3日目配信を行った。

配信終了後、卒業が延期となった白石麻衣(27)が、松村沙友理(27)をゲストに迎えてリモートトークを展開した。

映像を見終えた松村は「ううー」と涙し、「いいライブだったし、東京ドームであらためて乃木坂46ってグループが団結したなって感じがする」と話した。白石も「より1つになったって感じがあるよね」と同意した。

ラストの「きっかけ」で、グループから卒業した伊藤万理華と中元日芽香がメンバーたちに囲まれたシーンについて、白石は「最後の『きっかけ』は今でも覚えてる。ひめたん(中元)と万理華の。あいさつのところ。グッときた」と回想。「後ろでみんなが見ていたのが、乃木坂らしいなって思った」と笑った。

松村から「あらためてまいやん(白石)にとって東京ドームってどんな存在ですか」と聞かれると、白石は「誰もが知っている場所だし、憧れもあるし、やっぱりアイドルであるからには目標でもあるし…」と答えた。「乃木坂に入って沢山の人が応援してくれて。応援してくれるファンの方を連れていきたいなって思う場所でもあるから、自分にとってもすごい大きい場所だけど、ファンの方にも同じ景色見せたいなって思う場所でもあるから、みんなで目指せたらなって思います」と話した。

特別配信は5月5日から3日間、毎日午後10時から生配信形式で行われた。白石は当初、同じ5月5日から3日間行う東京ドーム公演をもって卒業する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて中止になった。松村は「今回は、(白石の卒業コンサートが)中止になって、寂しいし、本当はやりたいなって思う気持ちもある」と吐露した上で、「でも、自分勝手で申し訳ないけど、いち白石ファンとしては、会える機会がこの先にあるってことが楽しみ」と率直に伝えた。

白石は「そう言ってくれると、本当にうれしい」と喜んだ。「これでさよならってなったら、みんなと会えなくなっちゃうのが寂しい。メンバーにも、ファンの方にも」と続け、「長くはないかもしれないけど、残りの時間は、最後までみんなとの時間を大切にしたいなって思いました」と笑った。松村から「早く会いたいよねー!」と言われ、「会おうね!」と笑顔で返していた。