タレントの麻木久仁子(57)が、東京都の小池百合子知事が新型コロナウイルスの感染拡大防止について「自粛から自衛へ」と呼びかけたことを受け、「私は何もしませんからねって言ってるように聞こえる」と私見を述べた。

麻木は14日、ツイッターを更新。「自粛から自衛へ、か。自衛ってのは自分で頑張れって意味よね。助けを期待せず自力でやるということ。言われなくてもみんなすでに頑張っているんですが」と小池氏の発言に言及し、「自衛ねえ。政治家が言うかな。私は何もしませんからねって言ってるように聞こえるのにね。都民『ファースト』どこへやら。なにがファーストって?」と疑問を呈した。

「統治機構をあてにせず勝手にやらせていただきますってのが『自衛』だからね。統治機構の長が、そんなこと呼びかけちゃって。統治機構の権威を自らドブに捨てるようなことを。有権者はフワッとしたスローガンに騙されるもんだと思ってのことかしら」と続け、「行政の長が『自衛』=行政をあてにするな、と呼びかける。それも選挙直前に。その方が集票出来るの? だとしたらそれはもう有権者が悪いわね」とつづった。