内藤剛志主演のテレビ朝日系ドラマ「警視庁・捜査一課長 2020」(木曜午後8時)の25日第8回の平均視聴率が12・6%(関東地区)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は13・3%、第2話は13・8%、第3話は13・9%、第4話は14・5%、第5話は14・2%、第6話は13・7%、第7話は14・3%。

内藤がたたき上げの捜査一課長を演じる人気刑事ドラマの連ドラ最新作。金田明夫、ナイツ塙宣之らおなじみの面々が登場する。

捜査一課長、大岩純一(内藤)のもとに「ナタデココを持った刺殺体が見つかった」と連絡が入る。現場は高輪ゲートウェイ駅近くの邸宅で、殺されたのは飲食店経営の松友史郎。手にはかつてブームになったナタデココ入りジュースの空き缶を握っていた。

松友は死の直前、ナイター競馬で「ハルヨチャン」という競走馬に10万円を突っ込んでいたが大ハズレ。1週間ほど前にも株で3000万円の損失を被り、証券会社課長の勝矢順子らとトラブルになっていたことも分かった。現場資料班刑事、平井真琴(斉藤由貴)は被害者はまるで運を使い果たしたようだと感じる。

直後、真琴は事件現場付近で警備員の制服を身に着けた女性を見かける。女性は2年前に離婚した松友の前妻、坂手春世と判明。彼女が離婚後も松友の1億円の生命保険の受取人だったこと、被害者が握っていたものと同じナタデココジュースを買い込んでいたことも分かり、春世への疑惑が一気に深まる。